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北川歩実さん 運命の鎖 
北川
北川さんお久しぶりです いつも小難しいかつちょっと無理じゃあ?って感じの作品が多い中これは実にシンプルな作品でした 
今回も遺伝、人工授精といった最先端の医療問題を絡めていましたが「子供達」中心の話で身近な感覚がしました 天才物理学者の精子を使って生まれたといわれる複数の子供達 物理学者失踪は治療法なしの遺伝病に対する不安と噂が流れる その遺伝子を受け継ぐ子供達の発病率は25パーセント だけど本人、家族にしてみればそれは全か無か 0パーセントか100パーセントでしかない 人工的ではなく別れた彼女としてその遺伝子を受け継ぐ子供を生んだ響子を中心にその子供達を探し出す 各章が一人一人の子供を軸に話が進んでいるけどとにかくすんなりと話が進まない いろんな立場の子供達は既に成人している場合が多くそれぞれの人生を抱えているために話が2転3転してしまう どこにトリックがあるのか翻弄されてすっかりくたびれます そして最後の最後そこまでトリックを仕掛けてたのかとまたまた・・・・ いつもとは違う種類ながらちょっと疲れる作品です 人生は実に複雑で皆が繋がってるはずの運命の鎖もからまるとほぐすのに苦労してしまうようです  
読書感想文 | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0)
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